ここ最近、エントリーしていたレースが延期になったり中止になったりというのが続いています。
また、その延期や中止の発表の直前までレースに向けて練習したり暖かくなってきて全体的にバイクで外を走る機会も増えてそれで…落車した!というお話もなんだか続いているような。
facebookにも落車した後のケガがアップされたりするのを見ると、ますます明日は我が身と思って気を引き締めなくてはと思うこの頃です(ほとんど実走しないとはいえ)。
バイク単独の落車で死亡事故もあります。
頭蓋骨陥没骨折で知的専門職のため現場に戻れるかどうかというお話も聞いたことがあります。
一命をとりとめ社会復帰しましたがアスリートとして一線を退いたというお話もあります。
バイクに乗ると自分が被害者になるだけでなく加害者になることもあります。
どれも遠い遠い国の出来事ではなく、自分の身近に起きたお話ばかりです。
そのことを忘れないようにしつつ、その一方で相手に対して「そんなコケ方をしたのに…(その程度でまだよかったと言うべきか。
自分が同じ状況だったらもっともっと大きなケガをして自力で帰りつけない)。」ということもあります。
やはりトライアスロンをするくらいの方々は運動神経が全然違うのでしょうね。
運動音痴の自分が真似してトライアスロンやバイクやトレランに挑戦できても、こういうところで大きな差がつくのかも。
また、
人であれ物であれ当たったりぶつかるのに慣れていない。
自分の身体に衝撃を与えたり与えられることに慣れていない。
痛いのは嫌い。
とっさに自分の体を守る動作を知らない。
…そうなるとこうなるわけで↓
バイクに乗って落車する場合、これにスピードとバイク本体の重量や硬さなども加わるため、体にかかる衝撃はもっと大きいものとなります。
もしかしてこういう時に体育の授業の時に習った柔道の受け身が役に立つのでしょうか。
ジェンダーフリーが叫ばれている中で、体育の柔道の時間は男子、女子はバトミントンなどでみんながみんな受け身を経験したことがあるわけではありませんが。
受身(うけみ)とは、格闘技において投げられたなど、地面にぶつかる際に身体的ダメージを軽減するための防御の姿勢・動作です。
頭部などの重要器官を護ることを主眼とし、かつ身体の他の部位にも損傷を被らぬよう柔らかく衝撃を逃がす動きになっています。
柔道、レスリング等の組み技系格闘技では受身は必須項目です。
馬術においてもアレンジされて採用されています。
基本的な技術である反面、俗に受身三年と呼ばれるほど受け身の上達は難しいとされています。
各格闘技や武道により使われる技も異なるため、その防御技術である受身も細部は異なります。
ちなみに素人を代表して受け身のイメージの一例を挙げますと、このような感じです。
しかし実際にバイクで落車する時は畳の上ではなくアスファルトなどで状態がかなり違いますので、柔道や合気道などの受け身でそのまま対応するのは危険ですよね。
落車などをした時でもその衝撃や被害を最小限に抑えることはできるのでしょうか。
・ヘルメット、グローブの装着
・(状況次第ですが)右側に倒れてはダメ(車が通る、ディレーラーが右側についているから)
・(転がるのが決定的な場合は)ハンドルから両手を離さない
・顎を引く
・体を小さくして(丸くなって)位置を低くする
…など。
それで最小限に抑えられたとしても痛いものは痛いです。
クリートが外れなかったのでバイクにまたがっていた自分がクッションになってバイクの損傷はあまりなかったのですが、自分は擦過傷に打撲にボロボロ…ということも。
ある程度は事前に防げることもあるので、まずはそこから取り組みます!
・体調を万全にしてバイク練に臨む。
・トレーニング中も適宜、休憩や補給、給水を取る(大人なので)。
・体幹やバランス感覚を養うトレーニング(筋トレ含む)をする。
…
そう、事前にやるべきことはあるはずなのに…。
参考・引用元
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