先日のGo. Swimでは、ジャパンマスターズ競泳50M背泳ぎの覇者ホッシー先生✨が担当されました。

GTCメンバーが他の競泳チームに出稽古に行った際に用語で困らないようにと、まずスイム用語の確認をしました。
Choice
アップの前のアップに使われることが多いです。
時間や距離は予め設定されていることがありますが、その範囲内で自分の好きなようにドリルを取り入れたり泳いだりしましょう。
自分はどのようなアップを取り入れると調子よく泳げるのか。
アップに時間が取れない時に端折りたくないドリルは何か…など、普段から探る必要がありそうですね。
IM Oder
IMは「Idividual Medley」個人メドレーのことです。
日本では、個メ(こんめ)と称されることも多く、個人メドレーの種目を1個メ(いちこめ、100m個人メドレー、ただし正式種目ではありません)2個メ(にこめ、200m個人メドレー)、4個メ(よんこめ、400m個人メドレー)と呼びます。
個人メドレーの泳ぐ順番はバタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→自由形(クロール)です。
「Oder」はこの順番で泳ぎましょうということです。
IM Reverse
上記のOderの逆の順番で泳ぎましょう。
自由形(クロール)→平泳ぎ→背泳ぎ→バタフライです。
ちなみにメドレーリレーの順番は、背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ→自由形です👀

今回のレッスンのポイントはざっくりお伝えすると「ストーリー(Story)」ではないかなと思います。
ひとつひとつの練習メニューの流れというかつなぎ方というか。
アップ→ドリル→(キック→)プル→メインスイムというおおよその流れがありますが、これは独立したものではなく、次につなげるために組み立てられています。
ということで、まずプルブイをはさんで泳ぎ(Pull)ました。
その後すぐにプルブイを取りますが「プルブイをはさんでいる感覚を意識しながら」スイム。
…なんとなく腰が高い位置にあるような。
お腹に力は入っていても下半身に力みがなくリラックスできているような。
プルブイをはさんで泳いだ後はこういうことを意識すればよいのかな。

そんな感じで自由形(Fr/フリー)の練習はおしまい。
次はお待ちかねの背泳ぎ(Ba/バック)です!
てきぱき取り組みますよー。
今回はドリルをした後すぐにスイムというように「ドリル→スイム」をつなげることによって、ドリルで得た感覚をそのままスイムにいかす練習です。
背泳ぎ編では、まずプルブイを頭の下に置いて仰向けの「気をつけ」の姿勢でキックします。
これがなんだか気持ちよくてちょっとリゾート気分。
今度はプルブイを両手で持ち、プルブイを両手で持ち上げながらバックのキックをします。
両手でプルブイを持ち上げる高さが水面から離れるほど体が沈むことを体感します。
そこでホッシー先生が一言。
「背泳ぎの場合、腕が水面から上がっている時間が長いほど体が沈むので、すばやくリカバリーすることが大事です。」

続いて平泳ぎ(Br/ブレスト)編では、ビート版を水中に沈めてそれに腰掛けます。
両腕で大きく水をかきながら前に進みます。
これが平泳ぎの両腕のストロークにつながるとは👀
さらにバタフライ(Fly/バッタ)では、両腕をぶんぶん前まわししながらさらにジャンプしながら前に進みます。
このリズムでバッタを泳げたらすごく速く泳げてしまうのかもしれませんが、現実は厳しいものです。
しかしバタフライのタイミングというかリズムというか、体全体を使って感じるのってなんだかいいかも。
よく第一キック云々、腕はこうでああで…とただでさえバッタを泳ぐと体力を消耗する中で細かいことに気をつける余裕はないので余計にそう思うのでしょうか。
〆のメニューは
50m Fly/Ba、Ba/Br、Br/Fr、Fr/Fly (IM Oder)
さらにIM Reverseからの1個メでした。
次回もお楽しみに!
Comments