先日、屋内プールの水温について考察しました。
これからの季節、プールの水温も大事ですが室温や泳いだ後のシャワーのお湯の温度も実は重要なチェックポイントです。

最近、心拍数を上げることに集中したりダッシュやハードを積極的に取り入れているような気もしますが、それはメンバーのレベルアップも考えながらも寒さ対策というのもあるのかもしれません。
ダッシュやハードは一生懸命に泳ぐあまり自分の泳ぎ以外に注意が行き届かなかったりすることもあります。
最近のメニューにも注意書きが👀

あっ、今後のイベントもメニューの下で告知していますよ!
本数やサークルなどのメニューの確認だけでなく、よりGTCを楽しむヒントがこのメニュー表に隠されているようです。

さて、朝スイムが終わるとお片付けをして泡の出ない(ちょっとぬるい)ジャグジー
に入ったりシャワーを浴びたりしてお仕事へ向かいます。

ここがもしかしたらGo. Swimの最もハードなところかも。
シャワーはお水ではないですがお湯と言える温度なのかな。
お湯って何度あるとお湯と認められるのでしょう。

シャワールームは1人ずつ仕切りで区切られドアがあるため飛沫が飛び交うこともなく「冷たい!」とか「寒っ!」とかあちこちで聞こえてきます。
その後ドライヤーで髪を乾かしながらその温風で暖をとります。
…これを週に3回挑戦したら「冷水摩擦」や「冷水浴」に該当するのでしょうかね。

冷水摩擦とは👀
民間に古くから伝わる健康法の一つで、冷たい水につけたタオルや手拭(てぬぐい)を絞って、体をよくマッサージ(冷水マッサージ)することをいう。マッサージは、手や足の末梢(まっしょう)から中枢方向へ皮膚表面をこするようにし、摩擦熱で皮膚が赤みを帯びるようになるまで続ける。これによって、生体は皮膚からの刺激を受けることとなる。また、手が力強く動くことによって、筋における熱産生量が増加し、体温も高まってくる。冷水摩擦は、乾布摩擦と同様、皮膚表面に近い血管の収縮を鋭敏にして、環境の変化、とくに寒さに対して放熱を速やかに防ぐような生体反応の能力を高めることを主たる目的としている。本来、体温を調節する神経系は視床下部の支配を受けており、皮膚表面に近い血管の収縮もその支配下にあると考えられている。したがって、寒さに対して速やかに反応するということは、皮膚表面に近い血管をすばやく収縮させるような命令が発せられたとき、その命令を受けて生体がただちに反応するということである。また、生体の調節は、命令に対する反応がどの程度働いているかを中枢に連絡するような仕組みになっているため、冷水摩擦による皮膚への冷たさとマッサージの刺激は、中枢へも影響を与えているといえる。心臓から送り出された動脈血は、まず心臓によるポンプの圧力で血管の中を各臓器組織へ移動するが、その後の移動は骨格筋の収縮など比較的弱い力に依存しているため、マッサージを行うことによって、この移動はよりスムーズとなる。
このほか、冷水摩擦には、気分を引き締めたり、寒さに立ち向かうなどの心理的効果も期待される。また、日常生活のなかに組み込めば生活を規則正しくすることにもなるし、健康維持にも役だつ。1日の時間帯でみれば、風呂(ふろ)上がりに行ったときは湯冷めの防止と体力消耗の予防となり、朝の起床時に行ったときは神経を早く覚醒(かくせい)させ、体をより早く活動状況へと導入することとなる。なお、冷水摩擦は、不慣れな人や病弱者にとっては刺激が強すぎるため、夏の時期からすこしずつ慣れさせて行うなどの配慮が必要である。
冷水浴とは👀
冷水摩擦とともに寒冷浴に含まれ、温熱浴に対するもので、水治(すいじ)療法の治療浴の一つ。冷水に対する身体の正常な刺激反応を水治反応というが、寒冷浴はこれを利用した一種の強壮法といえる。冷水浴は、20~25℃の冷水を満たした浴槽内に全身を沈める方法と、いわゆる冷水を浴びる方法に大別されるが、いずれにしても健康な人に限られ、しかも体調のよいときに短時間行うほか、年齢や季節も考慮し、下肢から始めて全身に及ぶようにし、皮膚感覚が失われない程度の水温を選び、最後には乾いたタオルで皮膚をよく摩擦しておく必要がある。
なお、寒冷刺激を受けると、高温湯にいきなり入浴したときと同様な生理作用がおこる。すなわち皮膚の血管が収縮し、血液が深部に急激に集められるために脳や腹部臓器は充血し、血圧が上昇するほか、鳥肌を生じて震えだす。これは熱を発生させるためである。以上は第一次反応とよばれ、引き続き第二次反応である水治反応がみられる。すなわち収縮した皮膚の血管が拡張して血液循環がよくなり、皮膚は紅潮して柔軟になり暖かくなるほか、内臓の機能も盛んになってくる。この作用を利用した湯治に冷泉浴がある。
Commentaires