GTC "Be Trainable" 続き

更新日:5月23日

まとめると「いろいろな考え方やアプローチ方法があるよね」ということになるのですが、"Be Trainable" の続きです👀


エビデンスやロジック…確固たる証拠をもとに論理的に「なぜそれをするのか」が提示され、それを自身で腹に落としてから着手するのが理想だったり、そちらの方がしっくりくるという場合はその路線がその人に合っているのだと思います。


それはそれとして、「そういうことをする前にすぐにしなさい!」という一見危険な思想かもしれませんが、これにも利点はあるのです。


今回はその利点と補足をしたいと思います。



利点としてはまず、先生やコーチ、監督から「〇〇しましょう」と言われて、すぐにそれをすることによって時間的な都合でそれを多く実践できます。

またすぐにすることによって「あっ、するの忘れてた」というのも防げます。


「言われたことをまずはやってみよう」という意識を持ち続けると、自分の現在持っている知識や経験の範囲にとらわれなくなります。


「自分の頭で考えてから行動する」、これは言わずもがな、とても大事です。

その一方で「自分の頭で考えてから行動する」というのは「自分の頭で理解できることしか行動しなくなる」という面もあります。

これはその人の可能性を狭めてしまうことにもつながりかねません。


お仕事や通常の社会生活においてはこれまで通りのやり方で進めていくとしても、趣味や楽しみの上達のためであれば、自分の枠を取っ払う=可能性を広げるという意味でも"Be Trainable" (「言われたことをまずやる」)はありなのかなー、と。



さらに"Be Trainable" にはもう1つ意味があります。


それは「ひとりの師匠からすべてを会得する」です。


…これまた危険な思想です。


トライアスロンは3種目あります。

自分の都合のよい時間にコーチや監督が合わせるわけではありません。

そうなると自分の都合のよい時間帯に練習会を開催している所に行くことになります。

1人の先生から学ぼうとすると自分の練習機会を減らしてしまうかもしれません。


また「本当にこの先生は自分に合っているのか、信頼に値する人なのか」なんて、ある程度比較検証しないと全くわかりません。


こう考えると、先生を1人に絞るとそれこそ自分の可能性を狭めてしまうのではないか。

「いいとこ取り」した方がよっぽど効率よく時間の無駄もなく上達につながるような気がします。


それなのになぜ"Be Trainable" (「ひとりの師匠からすべてを会得する」)なのでしょうか。



そのキーワードは

・ブレない

・総合力

だと思うのです。


あちこちつまみ食いした知識(なんだかトゲのある言い方…😢)やアドバイスというのは自分のこれまでの理解を一層深めたり新たな発見も多いのですが、その一方で「ブレブレな自分」を作り上げていく可能性もあります。


「〇〇しましょう」と言われて「いや、Aコーチはこう言っていたし、B先生はああ言っていたし、ネットでは…」と自分が信じてやろうとする妨げになることもあります。

左右に蛇行しながら運転するより、真っ直ぐに進んだ方が意外に労力が少なく楽に早くゴールに辿り着くというイメージでしょうか。


「総合力」というのはどういうことでしょうか。


例えばトライアスロンは3種目あるので、種目ごとに例えばスイムはAコーチ、バイクはB師匠、ランはC先生の教えを仰ぐということもあると思います。

それぞれの得意分野から学ぶというのは合理的で無駄がありません。

「バイクが速くなりたければ、トライアスロン仲間ではなくバイク乗りと一緒にバイク練をしなさい。」と言われてそれはそうだと思います。

1つを極めている人とはレベルが違いすぎて、とてもよい刺激になります。


その一方でそれぞれの種目をすべて高めようとすると、体は1つの自分はオーバーワークになりがちでケガをしたり体調を崩したり、本番にピークを持っていくのが難しくなったりします。


また種目は違えどそれぞれの先生の根底に流れる思想が同じであればよいのですがそうではないような時、上記の「ブレブレな自分」になってしまったり。

この場合、Aコーチ、B師匠、C先生の連携が取れていればまったく問題ないと思うのですけどね。


激務に耐えながらバランスよく練習し本番にピークを持っていきレースで実力を発揮する、それが総合力です。


トライアスロンは3種目をそれぞれ高めるのも大事ですが、それと同じくらい「総合力」も大事なのではないかと。



"Be Trainable"…試すにはちょっと勇気がいるかもしれませんが、お試しあれ。


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