トレイルランニング ( 英: Trailrunning )は、陸上競技の中長距離走の一種で、様々な種類の地形 (砂地、土の道、林道、ひとりしか通り抜けられない森の小道、雪道等)や環境 (山、森林、平原、砂漠等)で行われるスポーツ。
「トレイル」を直訳すると「不整地」だったんですね。
まさか山の中などを走るという競技があるとは思ってもみませんでした。
山はのんびり自然を楽しむもので、てきぱき歩くことはあっても下りも駆けおりるなんて。なんて危険なんでしょう。
しかし実際トレランを経験してしまうと、はまってしまう方も多いのではないのでしょうか。
「トレランはトレーニングとしてだけでなくメンタル面の効果も高い」
トレランの効果をちょっと調べるだけで、たくさんのメリットが出てきます。
脚部や足首の強化、柔軟性や敏捷性、バランス感覚、衝撃に対する筋肉の耐性の向上…。
無心に(目の前のことに集中して)走るので脳の疲労を和らげて、ストレス解消。
ちょっとした冒険を経験できる。
童心にかえるような感じでしょうか。
決められたコースを走ることもあれば自分たちで道を開拓したり(うっかり私有地に入らないように気をつけつつ)、地図を読みながら進む楽しさを覚えたりなど楽しみ方もいろいろです。
楽しい反面、遭難、ケガ、熊や害虫などの危険もあることは確かです。
そのためリスクに備えたものを携帯して走る必要があります。
トレイルのレースに出る際に必需品がリストアップされています。
レースによってはその携帯物に不備があると出場できないこともあるので、きちんとチェックする必要があります。
普段のトレランの練習の時からその癖をつけておいた方がよいかもしれません。
その中に「ポイズンリムーバー」も入っていることが多いです。
ポイズンリムーバーとは虫に刺されたり噛まれたりした時に傷口から毒の吸出しを行う器具です。
さらっと「ポイズンリムーバーも持って行きましょう」と書いてあることがありますが、いざと言う時に自分はこれを使いこなせるのかな。
「刺されてから2分以内に使用するのが理想。それ以上経過すると毒が体に吸収され水だ出せなくなる」とのこと。
できればこれを使う場面に出くわしたくないものですが。
そう思って購入したもののちらっと説明書を読んだだけの状態でここまで来てしまったのでこの機会を利用して練習することにしました。
暖かくなってきましたし、害虫もそろそろこれから外に出てくる時期ですからね。
手元にあるのはデンマーク製のポイズンリムーバー。
こんな軽量のプラスチック製だったんですね。
刺された幹部にポイズンリムーバーの吸い口を垂直に当てて…
動画を見ながら何度か試してみました。
とても簡単でした。
簡単ではありましたが実際に刺された時に使用したことはないので油断はできません。
そしてこれはあくまで応急処置であり、これで万全というわけではありません。
こういった経験値を上げていくようにすることもトレランの魅力のひとつなのかもしれませんね。
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