Go. Swim 脇と背中で腕を廻す🦦
- shinagawagtc
- 7月18日
- 読了時間: 4分
Go. Swimお留守番強化週間の様子をブログに書いていこうと思います。
今回は海でもノーウェットスーツのすぎりょー先生です✨
テーマは「脇と背中で腕を廻す」です🦦

…そう、時々耳にします。
「脇を使って泳ぎましょう」とか「肩甲骨を使って泳ぎましょう」とか。
「大きい筋肉(背中や大胸筋など)を使って泳ぎましょう」とか。
そして薄々気づいてはいるのです。
実際は「腕を使って泳いでいるだけ」になっていることを。
逆にどうして腕だけで泳ごうとしてしまうのでしょうか。

なぜ腕だけで泳いでしまうか…例えば次のようなことが挙げられるのではないかと考えます。
・動きを見た目や部分で捉えてしまっているため。
・大きな筋肉を使う連動や感覚を掴んでいないため。
クロールは外から見ても腕を回しているように見えるため、無意識に腕を主体に動かしやすいです。
「手のかき=推進力」と考えがちで胴体の筋肉との連動が意識から抜けがちです。
運動音痴なブログの中の人はまさに「手のかき=推進力」だと思っていました。
さらに体幹や肩甲骨周りの筋肉を意識的に動かすという経験がこれまでなかったので、その部位をうまく使えず、肩より先だけでなんとか進もうとする傾向があるのではないかと。

小さな筋肉(腕や前腕)は基本的に単体で使いやすいというか、肘から先だけを動かしてもそれなりに動きます。
すぐに動かせる筋肉である程度水をかける感覚を得やすいので、腕だけで泳ぐ癖がつきやすいのかも。
それに比べて大きな筋肉(広背筋・大胸筋・腹斜筋・僧帽筋など)は、他の部位との連動によって力を発揮するため、意識しないと使えないと聞いたような。
大きな筋肉を使うというのは、骨盤・体幹・肩甲骨・上腕など、複数の部位が連動して動いたときに初めて効率的に力を発揮するのだと思います。
それが非常にわかりにくいのです。

ということで、改めて今回のテーマである「脇と背中で腕を廻す」」についておさらいしましょう。
入水して肘から下の水をかき込もうとするタイミングで
「ここで肘をロックして脇腹を絞るようにして水を後に持って行く」
…むむっ。
これは新しい感覚かも。
(気のせいかもしれませんが🦦💦)
今まではこのタイミングで肘から手のひらまでの部分を使って水をかいていたような気がします。
この泳ぎ方ですと、肘から手のひらにかけて力が入り、いわゆる腕だけで泳いでいることになります。
それでも水をとらえている感覚はあるので、これでよいのかなーと思ってしまいます。

しかし「ここで肘をロックして脇腹を絞るようにして水を後に持って行く」
水中でハイエルボーのタイミングで使うのは肘から下の腕ではなく、脇を開けないで脇腹を使うことを意識すると、見た目は同じことをしているのですが、感覚がまた違うような。
同じ動作をしていても、どこに意識を置くか、体のどの部位を使うかに集中するかによって得られる効果も変わってくるかもしれません。
「どこに(今回のケースでは例えば腕に)力を入れるか」ではなく、「どこ(今回のポイントは背中・肩甲骨や脇、脇腹など)をどう連動させて動くか」に意識を向けることで、これまで見えていなかった景色が少しずつ見えてくるのかも🦦??

「どこに力を入れるか」は点の発想、「どこをどう連動させて動くか」は線や面の発想です。
トライアスロンや長距離スイムのような持久系競技では、「力の連鎖」をどうスムーズにつなげられるかが、後半のパフォーマンスやケガの予防に大きく関わってくるのでしょうね。
担当はトライアスリートのなまい先生です✨
フォームの修正やこれから本格的に泳ぎを覚えたい方向けのクラスです。
少人数制のセミプライベートレッスンで一人一人の課題に応じてわかりやすく丁寧に指導します。
スイムでのお悩み、相談いつでもお待ちしています。
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