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Go. Swim ビート板の使い方

最近、OWSやトライアスロンのレースが各地で再開されるようになりましたね。

その遠征先からのお土産をいただいて、そのお菓子のおかげでGo. Swimの受付はしばらく華やかな感じが続いています。



ところで、スポーツジムのプールでも公共施設のプールにも常備されていることが多いビート板とプルブイ。

今回はビート板に着目したいと思います。


改めて「ビート板」とは👀

ビート板とは、主に水泳練習時に用いる板状の水泳用具であり、浮力を得るために使用されています。

水泳初心者の練習補助の他、キック(泳ぐときの足の動き)の練習を集中的に行なうときにも使用されています。

学校のプールやスイミングスクールにはほぼ常備されており、ときには遊具として使用されることもあります。

形状は、長方形や、先端の両角が丸みを帯びたかまぼこ型のものが主流となっています。


ビート板の「ビート」とは、英語で「バタバタ動かす」という意味があり、そこからバタ足という意味もあると言われていますが、英語圏では「スイミングボード(Swimming boards)」や「キックボード(Kick boards)」と呼ばれることが一般的となっています。



ビート板=歯形がついていることが多い

ビート板=板キック

というイメージが強いのは個人的な問題なのでしょうか。


説明文を読むと「水泳初心者の浮力補助、泳ぐ際の脚部の練習または強化に用いられる」と書いてあります。

ビート板は両手で持ってキックの練習に集中するための補助道具というより浮力を得るために使用されるのがその目的なのですね。



しかしGo. Swimではビート板の使用目的は、キックの練習のためでも浮力を得るための補助道具としてでもないような気がします。


唯一キックの練習でビート板の使用が許される理由は、ビート板を使ってキックをすることによって両腕を封印させてキックだけで前に進ませるためのようです。

グライドキックで呼吸をする際、本来は両腕はストリームラインを維持したまま顔を上げて呼吸をするのが基本ですが、GTCでは呼吸するために腕で水をかいて(ストロークして)前に進めてしまうことを避けるためにビート板を使用します。


それ以前にキックの練習をほとんどしませんが😅



Go. Swimでビート板を使う時は

・重心の位置の確認

・泳ぎながら体幹を養う

・ブレの少ない安定したフォームを目指す


…などを意識するためにお腹(みぞおち)の下にビート板を敷き、両足でバランスを取らないように足首にゴムを巻き、その状態で泳ぎます。

ビート板がお腹から離れたり水面から飛び出したりしないのが正解です。

ストレートアームで挑戦すると難易度が上がります。


重心を前に意識したり、息継ぎをする時に体が開きすぎないようにしたり、体全体でローリングしないように体幹がブレたりしないように…と気にすることが盛りだくさん。

その結果、呼吸を我慢したりして萎縮した泳ぎになってビート板が水面から飛び出さなければよしとするのが目的になってしまうと、このドリルがスイムにつながらなくなってしまいますし…。


このドリルに限らず、どのアドバイスが自分にいちばんしっくりくるのかはトライ&エラーだと思いますが、まずはお腹を引っ込めて(お腹に力を入れて)体を安定させて(ボディーポジションを取って)から、みぞおちから上の部位を意識して泳ぐ(重心を前にもっていく)とビート板が気にならなくなるような気がします。


はてさてそれで安定したフォームにつながっているのか。

速く美しく効率よく泳げているのか。

挑戦は続きます。





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