Go. Swimでも時々OWSっぽい練習をすることがあります。
コースロープはそのままにして(3レーンあるのをいかして)、それを波や障害物に見立ててくぐったり、壁や床に足がつかないように泳ぎます。
OWSっぽいというよりOWSの練習です。

改めてOWSとは…。
オープンウォータースイミング(英語: open water swimming)は、川、湖、海または水路など、自然の水域で行われる長距離の水泳競技です。
OWSと略されます。
世界や日本の有力選手には競泳の経験者も多いですが、プールでの競泳競技と違い、速く泳ぐ技術だけでなく、天候(水温・気温・風向・潮流等)、潮汐、海洋生物との接触(主にクラゲ)、選手同士の接触(時には衝突)、途中給水の成否など、競技中は外部から様々な影響を受けるため危機管理も含め自然の中で泳ぐ経験や知識も必要とされます。
日本各地では5月から10月にかけて一般向けの大会が開催されています。
OWSは2008年北京オリンピックより10kmの競技が夏季オリンピック正式競技となりました。
2016年の希望郷いわて国体より5km競技が国体の正式種目となりました。
特に10キロメートル種目を「マラソンスイミング」、10キロメートル以外の種目を「オープンウォータースイミング」と定義されていますが、「オープンウォータースイミング」の呼称は距離・種目にとらわれない一般的な総称として使用されることが多いようです。

今更ですがOWSのルールも確認しようと思います。
失格となる行為は…
・スポーツマン精神に反した行為(虚偽の申告、審判やスタッフに対する口論など。)
・指定された水着以外のものを着用した場合
・レース中に所持できるもの(大会による。ゴーグル、キャップ(2枚まで)、ノーズクリップ、耳栓など。)以外のものを所持して泳いだ場合
・大量のワセリン(潤滑剤)の使用
・制限時間を超えた場合
(大会による。記録にはならないが審判長の判断で制限時間を経過しても泳がせてもらえることもあります。)
・マイクロチップの紛失(大会による)
たびたび議論になる「カエルキック(平泳ぎのキック)」はルール違反なのでしょうか。
実際にレースでカエルキックを顔に受けたら首の骨がずれたかなと思うくらい痛かったです。
顔にあざを作ったりカエルキックが決まったりすると骨折することもあり、水中で接触の可能性が高いOWSでのカエルキックは一歩間違うと危険な行為だったりします。
しかしネットで調べる限りですが、FINA(国際水泳連盟)やJASF(公益財団法人日本水泳連盟)の競技規則には、カエルキック(平泳ぎのキック)について特に明記されていませんでした。
実際に顔を水面から上げようとすると平泳ぎと同じ息継ぎの仕方になるので、つい足も平泳ぎのキックになりそうです。
「プールでできないことは海でもできない」と言われたりします。
こういったプールでのOWSを想定したメニューの時に暗黙のルールというか思いやりというか…少し意識するとよいのかもしれませんね。

10月も海で泳げますよ!
海で泳げるのはこれが最後かも…。
10/17日
10/24日

参考・引用元
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