Go. Swim 「角(つの)」の役割とは🦦
- shinagawagtc
- 5 日前
- 読了時間: 7分
いつぞや、Go. Swimの「足ヒレ」について考察しましたが、次は「角(シュノーケル)」について考えていきたいと思います。
フィンを「足ヒレ」と言ったり、シュノーケルは「角(つの)」と表現したり、パドルは「武器」だったり、プルブイは「はさみもの」…だったかな。
Go. Swimではスイムの補助道具について独特な表現をするのですね。
他のチームでもそのチームならではの呼び方があるのでしょうね。

シュノーケルってなんですか👀?
シュノーケルまたはスノーケル(ドイツ語: Schnörkel, Schnorchel、英語: snorkel)は、ダイバーが水中において呼吸を行えるようにするための用具。
概要
シュノーケルとマスクを装着した状態
浅い水中を泳ぐ際に、水面から顔を出しての息継ぎをすることなく呼吸するための呼吸用具。
パイプ状になっているシュノーケルの下部分(マウスピース)を口に咥え、吸気口である上部分(アッパー)を水上に出して使用する。
深い潜水になると、水圧によってシュノーケルでの呼吸はできなくなる(圧迫により吸気ができず、逆にシュノーケルを逆流して肺の空気が排出される)。
シュノーケルを使用する際には、一般的な競泳用ゴーグルや水中眼鏡ではなく、シュノーケルを取り付ける事ができる専用のマスクが必要となる。
元来は軍用・水中レスキュー等で用いる際、身軽な行動が出来るように開発された器具であるが、近年ではレジャーダイビングにも盛んに利用されている。

シュノーケルで呼吸をする仕組みは、口にくわえたシュノーケルのパイプ(マウスピース)を通して、水面に出ている吸気口(アッパー)から空気を吸い込み、水面の下にある排出口から空気を排出するものです。
シュノーケリングでは、マスクとシュノーケルを装着し、口で呼吸をすることで、水面から顔を出さずに呼吸を続けることができます。
詳細な仕組み:
1. マウスピース:
シュノーケルの下部分(マウスピース)を口にくわえ、水中で呼吸する。
2. 吸気口:
シュノーケルの上部分(アッパー)を水上に出し、そこから空気を吸い込む。
3. 排水弁:
シュノーケルに水が入った場合、排水弁を開いて水を排出する。
4. 排水:
息を強く吐き出すことで、シュノーケル内の水を排出する.。
呼吸のコツ:
シュノーケリング中は、鼻で呼吸するのではなく、口で呼吸する。
鼻呼吸をするとマスクが曇ったり、水が侵入したりするため、口呼吸を心がける。
呼吸は、ゆっくりと深呼吸をするように意識する。
シュノーケルに水が入った場合は、水面で強く息を吐いて排出する(シュノーケルクリア)。
その他、シュノーケルの楽しみ方・使い方については…

シュノーケル=ダイビングというイメージなのですが、ダイビングやシュノーケリングではない目的でプールで利用すると、どのような効果があるのでしょうか。
フォーム矯正だけでなく、トレーニングになりますか。
40代以上のスイマー、トライアスリートに効果的な使い方を教えてください。

シュノーケルは「フォーム矯正」だけでなく「トレーニング」としても有効です。
実際、シュノーケルはトップアスリートも取り入れている道具で、以下のような身体的・機能的なトレーニング効果が見込めます。
🏊♂️ 【トレーニング効果】
1. 呼吸筋(インナーマッスル)トレーニング
シュノーケルを使うと吸気にやや抵抗がかかるため、横隔膜・肋間筋・腹筋群が活性化。
加齢により衰えやすい呼吸補助筋の活性化に役立ち、VO₂max(最大酸素摂取量)の向上にもつながります。
2. 心肺持久力の向上
呼吸が制限されるため、低酸素状態での持久性向上が期待できます。
インターバルやテンポスイムと組み合わせると、高強度の心肺トレーニングにも応用可能。
3. 体幹・姿勢保持筋の強化
頭部のぶれがなくなるため、自然に体幹の安定化が促進されます。
特に腰・背中まわり(腸腰筋・脊柱起立筋など)を意識するようになり、水中でのボディコントロール力がアップします。

👤 【40代以上のスイマー・トライアスリートにおけるメリット】
40代以降のトライアスリートやスイマーにとって、シュノーケルの使用は以下の点で非常に効果的です。
課題とシュノーケルによるメリットをまとめます。
姿勢が崩れやすくなる
⇒安定したヘッドポジションで正しい姿勢を維持しやすくなる
肩・首の可動域が狭くなる
⇒息継ぎ動作が不要になり、負担軽減+脱力スイム練習に適する
心肺機能が落ちやすい
⇒呼吸筋トレーニング効果により呼吸効率アップ
疲労が蓄積しやすい
⇒ストローク数を減らして、効率のよいフォーム習得が可能
回復に時間がかかる
⇒フォーム修正と呼吸負荷を抑えたリカバリースイムが可能
以上、ChatGPTより(一部ブログの中の人が加筆)🦦

…ふーん。
ダイビングもシュノーケリングもしたことがないブログの中の人にとって、シュノーケルをつけるともっと呼吸が楽にできるのかと思っていました。
しかし、「呼吸筋(インナーマッスル)トレーニング(シュノーケルを使うと吸気にやや抵抗がかかるため、横隔膜・肋間筋・腹筋群が活性化)」や「シュノーケルを使うと吸気にやや抵抗がかかるため、横隔膜・肋間筋・腹筋群が活性化」とあります。
もうちょっと聞いてみようっと。

とても鋭いご指摘です。
「シュノーケルを使えば呼吸が楽になるのでは?」という疑問は多くのスイマーが持つ自然な感覚です。
ここで言う「呼吸が制限される」ことの意味を、構造的な特徴・生理的な負荷の観点から、詳しく説明いたします。
シュノーケルによる「呼吸の制限」とは?
呼吸自体は「回数が増やせる」ため、一見ラクに感じる
通常のフリースタイルでは、例えば2ストロークに1回しか呼吸できないなど、呼吸のタイミングが限られています。
一方シュノーケルを使うと、常時口で吸排気が可能なので、「自由に呼吸できる=楽そう」と感じます。
ただし、実際には次のような“見えない負荷”がかかっています。
呼吸が「制限される」とされる3つの理由
① 死腔(デッドスペース)が増える
通常の呼吸では「吐き切った二酸化炭素」がすぐ外に出ます。
しかしシュノーケルは管があるため、呼気の一部が管の中に残り、再度それを吸い込む(再呼吸)ことになります。
→ CO₂濃度が上がり、息苦しさや疲労感が出やすくなる。
📌 参考:
一般的な成人の死腔:150mL程度
シュノーケルによってさらに100〜200mLほど死腔が追加される
② 吸気にわずかな抵抗がかかる
シュノーケルは細めのチューブを通して空気を吸うため、吸気時の抵抗(負荷)が発生します。
→ 横隔膜や肋間筋、胸郭周囲の筋肉に余分な仕事をさせることになり、これが呼吸筋のトレーニングにつながる。
一部のシュノーケルには「抵抗バルブ」が付いており、意図的にこの吸気抵抗を強くしてトレーニング用に使うタイプもあります。
③ 心理的に「浅く速い呼吸」になりやすい
管があることで、無意識に「息苦しいかも」と感じてしまい、浅い呼吸に偏る傾向があります。
結果として、換気効率が落ちて、酸素摂取効率が下がる可能性がある。
👉 つまり「呼吸の自由度は高い」が、「呼吸の質(=酸素効率)は下がる」ので、結果的に心肺や呼吸筋に負荷がかかりやすくなる=トレーニングになる、ということです。
以上、ChatGPTより🦦

なるほどー。
確かに「見えない負荷」ですね。
なんとなく「高地トレーニング」と似ているのかな。
またまたChatGPTより🦦
非常に鋭い視点です!
シュノーケル使用時の「再呼吸によるCO₂濃度上昇」と高地トレーニングは、似ている点もあれば異なる点もあるためここで整理して解説します。

✅ 共通点:どちらも「低酸素状態を生む」点で似ている

共通するのは、どちらも酸素の「使いにくさ」を作り出して心肺系に刺激を与える点です。
✅違い:生理学的なメカニズムは異なる
◾ 高地トレーニングの本質
高地(例:2000m以上)では大気中の酸素分圧が低下しているため、肺に取り込める酸素量自体が少ない。
結果として、エリスロポエチン(EPO)というホルモンが分泌され、赤血球数が増える=長期的な持久力向上。
◾ シュノーケルトレーニングの本質
空気自体の酸素濃度は変わらず、再呼吸によって一時的にCO₂が体内に溜まりやすくなる。
→ 呼吸筋が刺激され、心肺系への「局所的・一過性」のストレスが生まれる。
✅まとめ:シュノーケルトレーニングは「疑似的な低酸素刺激」

👉 結論として、「高地トレーニングの代替」にはなりませんが、
「呼吸筋強化・心肺への刺激を狙った低酸素的トレーニング」としては非常に有効です。
シニアなわれわれは世間の冷たい風を追い風にし、「見えない負荷」は負荷ではなく励振にするのが大人のたしなみのようです🦦
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