Go. Swim ペースクロックは大事だよ🦦
いつもそうです。
失ってから気づくその存在の大切さ。
そして気づいた時にはもう遅いのです。
もう遅いのだけど…。
ペースクロックもそのひとつになりました。

とある日のGo. Swim五反田。
ペースクロックに「ペースクロックが壊れて修理予定(未定)」のような文言が入った
貼り紙が貼ってありました。
御殿山トライアスロンクラブ(GTC)では品川の時代を含めると、ペースクロックが壊れてしまった状況でスイムレッスンをするのは実は初めてではありません。
試しに電源を入れて使ってみましたが、確かに壊れていることがわかりました。
そういえば、随分前の遠征先ではペースクロックそのものがないということもありました。
そのような経験を踏まえて、このペースクロックが直るには結構時間がかかるのではないかと薄々思わざるを得ません🦦💦

ペースクロックが動かない状況で、Go. Swimのメンバーの方がスマホのアプリを見つけてくださいました。
メンバーのご好意でご自身のスマホを練習中ずっとペースクロックを表示していただいて、それを見ながら練習に取り組めるようになりました。
さらに他のメンバーもスマホにペースクロックのアプリをダウンロードされて、各レーンに1台ペースクロック代わりのスマホが配置されました。

さらにスタート時は後方にスマホのペースクロックがある状態のため、H先生をはじめ後ろを泳ぐ方がスタートの声出しをしてくださるようになりました。
さらにさらに、ROGAN👀等の兼ね合いもあり、より見やすくわかりやすいように、iPadでペースクロックを表示していただくようになり、ペースクロックがない状況なのですが、Go. Swim五反田のスイム環境は日々急速に進化を遂げています。

ところで、いつも何気なく使っていたペースクロックってどのような代物なのでしょう。
スポーツタイマー 計測
無線式 ステンレス脚
タイマー ストップウォッチ
日本水泳連盟推薦品

「ペースクロック(スポーツタイマー)」は壁掛けや脚のついているタイプなどがありますね🦦
お値段は10万円強から30万円ほどなのですね。

泳ぐときには、そこにあるのが当たり前。
スタートする時も戻ってきた時も休憩する時も、ついつい目を向けてしまう存在です。
ところがいざ動かなくなると困る。
しかしそういえば、ペースクロックのことを詳しく知っているわけではありません。
…ちょっと調べてみましょう🦦
ペースクロックの歴史⏱
オーストラリアの水泳指導者フォーブス・カーライルは、1946年にコーチ活動を始め、ペースクロックを導入した人物として紹介されています。
スポーツ科学者フランク・コットンは1947年、シドニーのプールにインターバルトレーニング用の時計を設置したと記録されています。
約80年前の発明が今もプールサイドに残っているのですね。
そして、フォーブス・カーライル氏…とってもすごい人なのですね🦦
シドニー大学の生理学大学院生で講師のフォーブス・カーライルは、科学的トレーニングのパイオニアであり、インターバルトレーニング(1940年代)、ペースクロック(1946年)、運動強度を評価するための心拍数テスト(1956年)、ストレス下でのトレーニング、T波研究など、数々の革新的な手法を開発しました。
彼の著書『フォーブス・カーライルの水泳』(1963年)は、競泳に関する最初の現代的な書籍であり、「テーパリング」の概念やクロールストロークの歴史的発展について考察した点で、今なお重要な意義を持っています。
彼は、オリンピックコーチを務める妻でありパートナーでもあるウルスラと共に、中国本土、日本、ソ連、エチオピア、プエルトリコ、オランダ、北米、南米など世界各地で指導を行ってきました。
シドニーのノースショアに拠点を置くカーライル水泳組織は、60名の常勤および非常勤コーチが、乳幼児からオリンピック選手まで8つのレベルに分かれたクラスで、週1,400回のレッスンを提供しています。
カーライルは、オリンピック、コモンウェルスゲームズ、国内選手権で31年間、ABC(オーストラリア放送協会)の水泳解説者を務め、5本の長編映画を制作しました。
カーライルの提唱するコンセプトには、イーブンペース(ネガティブスプリット)、若さで始めること、「何もないよりは過去の人の方がまし」、「持久力によるスピードアップ」、腕主導のハイテンポな2ビート(キック)クロールなどがあります。

スマートウォッチで泳いだ距離もタイムも記録できる時代です。
それなのにプールサイドにはアナログ時計が残っています。
アナログ時計のよさは数字を読むだけでなく、針の位置を見れば時間の流れを直感的につかめることなのではないかと思います。
それによって自分のタイムを確認するだけでなく、同じレーンの仲間とスタートのタイミングを共有しやすいということに改めて気づきます。
ペースクロックは、ただタイムを表示する道具ではなく、泳ぐ人たちが同じ時間を共有し、それぞれの練習を進めるための道具なのかもしれません。
さて、いつも利用しているプールのペースクロックはいつ復活するのでしょうか。
復活したら今まで以上にありがたく眺めてしまいそうです🦦

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