GTC 「 レースにおけるリタイア」、「フィニッシュ」について考える
- shinagawagtc
- 5 日前
- 読了時間: 5分
みなさんはレースなどでリタイアしたことがありますか🦦
リタイアとは👀
競技の途中で棄権・退場すること。
特に、自動車レースでの、事故・故障などによる棄権。
引退すること。定年退職。

レースに出たけれど制限時間までに間に合わなかったり、関門に引っかかったり、アクシデントやトラブルで競技続行が困難な状況になってリタイアすることもあるかもしれません。
DNF
Did Not Finish
あるいはレースの前に出場しないことを決断しなければならない状況になったり、スタートラインに立たないこともあるかもしれません。
DNS
Did Not Start
まとめますと、
DNF:途中棄権(スタートしたが途中でやめる)
DNS:欠場(そもそもスタートラインに立たない)

競技にはルールがあり、それに違反して失格となることもあるかもしれません。
DSQ、DQ
Disqualified
失格
あるいは、
DNQ
Did Not Qualify
予選落ち
NM
No valid trial recorded
記録なし

完走あるいはタイムや順位を意識して、さらにはレースそのものを楽しむことを目指して日々トレーニングに取り組んでいると思いますが、レース当日や実際にスタートしてみないと本当の自分の体調や調子がわからないこともあります。
調子が良いと思っていても途中で急変することもあります。
もらい事故や予期せぬトラブルが発生して、レース続行できないこともあります。
日頃から一生懸命練習したからと言って必ずしも完走できるとは限らないのです。

ところで、なぜ「 リタイアについて考える」ことになったのか。
たまたま下記のような状況が続いたからです。
・トライアスロンのリレーにエントリーされたメンバーがぽつり。
「自分のパートのスタート地点までどのように向かえばよいのか」
「自分のパートが終わった後、どのようにしてゴールに向かえばよいのか」
T1とT2の場所が異なる場合、ぽつんとひとり待ちぼうけ??
トライアスロンをひとりで行う時に考えもしなかった引継ぎのこと…。
・これまで制限時間や関門に間に合わずピックアップ(回収)されたことはあっても、自らの意志でリタイアをしたことがない中で初めてレース中にリタイアを決意したら「回収車が来るまで2時間以上かかり、関門の制限時間までまだ時間の余裕があり、レースを続行した方が早くゴールができるのでは」ということになりました。
緊急性を要しない場合、簡単にリタイアできないこともあることを身を持って経験しました。
…そう、緊急性を要しない場合、簡単にリタイアできない場合があるのです。

リタイアの心得を知った上で完走やタイム、順位を目指すのがシニアのたしなみ…ということで、トライアスロンのルールブック(JTU競技規則)を開いてみます🦦

156ページあります🦦💦

IRONMANのルールと何か違いがあるのかな。
リタイアについて特に書かれていないような。
IRONMANのルールはWorld Triathlonにほぼ則っているようなので、詳細はそちらを確認せよということなのかな。

トライアスロンのルールブックを読んでいて、ふと思い出したこと。
それはランパートのゴールで同着の場合の判定のことです。
同じランでもトライアスロンと陸上競技のゴール判定には違いがあるようです。
それで1位を逃した選手の話がアスリートパスウェイ構築のオリエンテーションで出ました。
改めて「ルールを知る」…これも完走やタイム、順位を目指す上で必要なたしなみ。
競技内容やルールがシンプルなイメージがあるのですが、今一度確認してみようっと🦦

改めてトライアスロン(JTU競技規則)のランフィニッシュの定義を確認します👀
(フィニッシュ)
第119条 フィニッシュは、選手の胴体(トルソー)の一部(頭、首、肩、腕、脚、足、手足は含まれない)がフィニッシュライン手前の端から延びた垂直線に達した瞬間とする。

ランのフィニッシュの定義は👀
選手の“胴体”が50mm幅のフィニッシュラインのスタートラインに近い端の垂直面に到達したときを“フィニッシュ”と定義します。
この“胴体”は厳密にいえば“トルソー”と呼ばれる部分で、頭、首、腕、脚、手、足を除いた部分を指します。

IRONMANのフィニッシュの定義は👀


ChatGPTより🦦💕
1. フィニッシュラインの通過基準
トライアスロン(および多くのロードレース):フィニッシュラインを**胴体の一部(通常は胸)**が最初に通過した時点でフィニッシュと判定されます。
手や足、頭ではなく、「胴体」が基準です。
陸上競技(IAAFルール):同様に、フィニッシュは胴体の最前部がフィニッシュラインの垂直面に到達した瞬間とされています(頭、首、腕、脚は含まれない)。
ただし、**写真判定(フォトフィニッシュ)**などの厳密な計測が使われるケースが多く、精密さがより高いです。
2. タイミング計測の方式
トライアスロン:多くの場合、**チップ計測(タイミングチップ)**が使われており、足首やシューズに取り付けたチップがマットを通過した瞬間で記録されます。
ただし、順位は胴体の通過順が優先されます(大規模大会などではカメラ判定が補助されることも)。
陸上競技:主にフォトフィニッシュカメラによって記録され、非常に高精度です。
タイムはスタートピストルと連動した自動計測装置によって記録されます。
3. 実施環境や目的の違い
トライアスロンは持久系複合競技であり、ゴール時には疲労やバラつきが大きく、計測精度よりも実用性やスムーズな判定が優先されがちです。
陸上競技は「一瞬の差」が勝敗を分けるため、ミリ秒単位での精度が求められます。

…ふむ🦦??
足に付けているチップがマットを通過したタイミングが記録となり、フィニッシュの定義や順位は胴体が通過したタイミング…。
トライアスロンはゴールで競っていない場合(順位よりタイムを優先したい場合)は胴体を前にしてゴールをするより、とにかくチップをマットに通過させることが大事なのかな。
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