GTC 西伊豆 大人の臨海学校
- shinagawagtc
- 6 日前
- 読了時間: 11分
更新日:6 日前
久しぶりにGTCは海練も兼ねた合宿を開催することになりました🦦🌻

バイク組は熱海駅に集合ー。
バイク組は前半に勾配のきつい山伏峠に挑みます。

山伏峠とは👀
山伏峠とは、日本全国にある複数の同名の峠の総称であり、具体例としては山梨県・神奈川県境の国道413号線「道志みち」の山伏峠、岩手県の山伏峠(現道はトンネル)、静岡県・山梨県境の標高1,845mの山伏峠などがあります。どの山伏峠を指すかは、所在地によって異なります。
主な山伏峠の例
山梨県・神奈川県境の山伏峠:
国道413号線「道志みち」上の峠で、サイクリストにも人気のルートです。
東京オリンピックのロードレースコースとしても採用されました。
岩手県の山伏峠:
岩手県の和賀岳東麓に位置し、かつては街道の難所でしたが、現在は新山伏トンネルが通る現道が利用されています。
静岡県・山梨県境の山伏峠:
標高1,845mの峠で、大笹峠とも呼ばれます。
静岡県(伊豆)の山伏峠:
伊豆の国市と熱海市を結ぶ峠で、伊豆スカイラインが交差しています。
埼玉県(飯能)の山伏峠:
飯能市にあり、東京都と秩父を結ぶ道が通っています。
このように、「山伏峠」という名称は全国に複数存在するため、どの「山伏峠」を指しているかを確認することが重要です。


伊豆の山伏峠は熱海から修善寺方面へ向かう人気のサイクリングコースで、勾配はきつめですが、海の景色やパラグライダーのテイクオフ場のある笹原の山など、変化に富んだ景観を楽しめます。
特に熱海方面からのアプローチは前半の勾配がきつく、後半は伊豆スカイラインが横切る細かなアップダウンを繰り返しながら、伊豆の雄大な景色を眺められるダイナミックなコースです。
コースのポイント
熱海側からの登り:
熱海市多賀から登るコースは、前半の勾配が特にきつく、後半は細かなアップダウンが続きます。
伊豆スカイラインとの交差:
峠の付近で伊豆スカイラインと交差します。
景色と特徴:
笹原の山々が広がり、パラグライダーのテイクオフ場があるなど、景観の変化を楽しめます。
修善寺方面へ:
峠を越えると、修善寺までは比較的勾配が緩やかな下りが続くため、足を休めることができます。

覚悟はしていましたが、山伏峠までの道のりはやはりきつかったーー。
暑い中、よく頑張りました。
コース概要
スタート:熱海駅
第一目標:山伏峠(標高約610m)
距離(熱海駅~山伏峠):約25km
獲得標高:およそ1,000m
ヒルクライム区間:山伏峠 約7km
平均勾配:5.5%
最大勾配:9〜10%

1日目のお昼ごはんは伊豆の海の幸をたっぷり堪能…というわけにはいかず、コンビニ縛りです。
みなさん、暑さやバイクの後に海で泳ぐことを考えてというのもあったようで、いつもより控えめ??
「何かおいしいものを食べさせろー!」より「早く海に入りたい」、「早く海で泳ぎたい」という気持ちの方が勝っていたのかもしれませんね。
もし参加者から「何かおいしいものを食べさせろー!」となった時、何か施策はあったのでしょうか。
実は用意していたようです👀
グリーンヒル土肥
(土肥(どひ)と書いて「とい」と読みます)


「何かおいしいものを食べさせろー!」と言われた時の対策として、こちらのソフトクリームをおすすめされました。
また別の機会に行きましょうね。

あっ、こちらのソフトクリームは舩原峠(土肥峠)にあるのですね。
舩原峠(ふなばらとうげ)は、静岡県伊豆市に位置する標高574mの峠で、かつては国道136号の旧道が通っていました。
現在は峠の下に「船原トンネル」が開通し、西伊豆と中伊豆を結ぶバイパスが本線となっていますが、旧道も静岡県道411号線(西天城高原線)として一部残っています。
別名は土肥峠(といとうげ)とも呼ばれ、峠を越えるルートは「西伊豆スカイライン」という絶景のドライブコースの一部にもなっています。
スイム組は大田子海岸に直接あちゅまれー。
ここでバイク組とスイム組が合流します。
大田子海岸
大田子海岸(おおたごかいがん)は、全長約50mの石ころの小さな海岸です。
沖には夕陽で有名なメガネッチョや田子島が見え、とてもロケーションの良い海岸です。

今回はオープンウォーターのテクニックとしてブイのターンを練習しました。
①ブイに対して外側の腕を使ってブイを回る
②ブイに対して内側の腕を使ってブイを回る
それぞれのメリット・デメリットをせばた先生より解説していただきました🦦🛟
①ブイに対して外側の腕を使ってブイを回る
(例: 左回りブイなら右腕を使って方向転換)
メリット
・体を外側に開くため、回りながら次の目標物を視認しやすい。
・ラインを修正する余裕があるので、大きくコースを外れにくい。
・視界を確保したままリズムを崩さず泳ぎやすい。
デメリット
・外に膨らむ分、次のブイや目標までの最短ラインをとりにくい。
・混雑時は他選手に内側を取られ、進路を塞がれやすい。
②ブイに対して内側の腕を使ってブイを回る
(例: 左回りブイなら左腕を使って方向転換)
メリット
・ブイにタイトに沿って回るため、最短距離で次の目標物へ直線的に進みやすい。
・位置取りで他選手に割り込まれにくい。
デメリット
・体が内側に傾きやすく、次のブイや目標を一瞬見失いやすい。
・無理に体をひねって前を確認する必要があるため、呼吸やリズムが乱れることがある。
・視界を確保できないまま泳ぎ出すと、ライン修正に余計な労力を使う。
②の回り方があるなんて知りませんでしたー。
実際レースでするかどうかは別として、さまざまな技を身につけておくと、いろいろな楽しみ方が生まれますね。

さて、ようやく落ち着いたところで、今回の大人の臨海学校の超強力なサポーターの小川さん&せばた先生のご紹介です。
小川さんはトライアスリートでロードバイクやサポートカーだけでなく船も操縦されます。
船を操縦されるということは…。
今回のようなOWSやプチロングスイムだけでなく、遠泳や遠泳のためのトレーニング、釣りなどなど…夢は広がります。
↓の写真は、メンバーから「なぜ男性トライアスリートはつっこんでしまうのか?」という永遠のテーマについてアドバイスをされている様子です。
小川さんはH先生とKONAや他のレースでニアミスをしているかもしれませんね。

せばた先生はトップスイマーでありながらトライアスロンにも挑戦中です。
9/14開催のアイアンマンみなみ北海道にエントリーされていますよ!
体の使い方、骨から動かす…??
そして、せばた先生はGTCの練習会の中で1、2位を争うほど過酷な練習と言われる「Go. Run 800m×20本」の愛好者です。
現在改装中の織田フィールドでまた走れるようになったらぜひ1000m×20本も🦦✨
おはようございまーす🦦
2日目は朝ラン(任意)からです。

お宿から堂ヶ島を目指します。
平坦な道の方が少ないですよ、と言われて、出だしの上り坂はウォーキングをして景色を楽しみながら往復約4キロのコースをのんびりジョグ🦦



天窓洞とは👀
天窓洞(てんそうどう)は、白い凝灰岩でできた海蝕洞窟で、内部には蜂の巣のように複雑な海蝕トンネルが広がっています。
入口は東口・南口・西口の3か所があり、洞窟全体の長さは約147メートルに及びます。
遊覧船はこの南口から進入し、中央部にある天井が丸く抜け落ちた「天窓」まで進みます。
暗い洞窟の中に天井から光の帯が海面まで差し込み、神秘的な光景を生み出します。
この天窓洞は、季節や時間、天候によって海の色が変わり、訪れるたびに異なる表情を見せます。
(中略)
天窓洞は堂ヶ島遊歩道のコース上に位置しており、遊覧船からだけでなく、陸上から見下ろすこともできます。
海と陸の両方から、その神秘的な姿を堪能できる堂ヶ島を代表する景勝地です。

朝ごはんを食べたら海に向かいますよー。

準備運動でみなさんで輪になって「力の伝達」を体感します。
何かを呼び寄せようとしているわけではありません。
せばた先生の解説をざっくりまとめると…。
今回の「力の伝達」とは👀
①一人の動きが隣に伝わる
手をつないでいるため、腕を回す動きのエネルギー(力)が隣の人へと伝わる。
②リズムと方向が揃うと全体が大きく動く
各自がバラバラに動かすと力は打ち消し合うが、同じ方向・リズムで動かすと「波」が増幅して全員がまとまって動く。
③「連鎖の力」
小さな力でも、集団や連続性によって大きな運動につながる。
これは個人の体でも起きているのですね👀
水の中での「力の伝達」
ストローク → 体幹 → 脚(キック)という流れで、力を効率よく水に伝えることが大切です。
どこかで力が途切れる(体幹が抜ける・脚が沈む)と、水を進む推進力が分散してしまいます。
「腕の動きが体幹を経由して脚まで伝わる」感覚が、上記の「輪の中の連鎖」と同じようです。
集団泳の「ドラフティング」
オープンウォーターでは、前の泳者がつくった流れ(渦や水流)を後ろの選手が受け取ることで楽に泳げます。
これはまさに「力の伝達」であり、自分の泳ぎが周囲に影響し、また逆に周囲からもエネルギーをもらっている状態です。
フォームのリズムと効率
各パーツがバラバラだと力が空回りしてしまいます。
一連の動きがつながると、小さい力でも長く・速く泳げます。
「手→体幹→足」が一つの輪になった時に推進力が最大化します。

前日の復習をしてからこの日はプライベートビーチまで泳ぎます。
往復約1.2キロくらいのプチスイムです🦦


やったー!
全員で泳いでプライベートビーチに上陸できましたよ🦦✨

映える写真を撮ろうと何度か試みるも、なかなか難しいのですね。
映える写真というより、またまた何かを呼び寄せようとしているような、宗教的のようなそうでもないような…そのような感じの図になっています。
2日目の海練は1日目に学んだOWSのブイ回りのテクニックのおさらい、プライベートビーチまでプチスイム、最後に紅白スイムリレーと内容が盛りだくさん。
しかも2日間ともクラゲ不在という恵まれた環境で泳ぐことができました。
また、超強力なサポーターの小川さんのご尽力で2日間とも冷たい飲み物(海で泳いだ後に飲むのにちょうどよい飲み物がセレクトされていました✨)を用意していただき、みなさん熱中症にもならずに元気いっぱいに取り組むことができました。
スイムの全行程が終了してGTC 西伊豆 大人の臨海学校はここでいったん解散です。
小川さん&せばた先生は、いそいそと海に設置したブイの回収、広げた敷物などを取り込んだり清掃活動に入ります。
2日間、お世話になりました。
ありがとうございました。
バイク組はスイム→バイクのトランジット、約30キロ先の下田駅にバイクで向かいます。
スイム組は銭湯(しおさいの湯)を目指します。
ここからはスイム組もバイク組も名残惜しむ間もなく時間との勝負!?
なぜなら帰りのサポートカーの渋滞回避や電車に輪行袋に入ったバイクを乗せるのは、早い時間であるほど有利だからです。

Special Thanks to: さじま先生✨
スイム組のアフターは?
トンボロ現象とは、波が運んだ砂や小石が帯状に堆積し、干潮時に陸地と島がつながることで現れる“海の道”。
西伊豆町・堂ヶ島の沖合に浮かぶ三四郎島では、潮が引くと最も手前の伝兵衛島まで道(瀬)が現れ、まるで海を歩いて渡るかのような体験ができます。
この現象は「トンボロ現象」と呼ばれ、静岡県指定の天然記念物にも登録されている、全国でも非常に珍しい自然現象です。
道の駅でランチ🦦
道の駅 くるら戸田(くるらへだ) 戸田(とだ)と書いて「へだ」と読むのですね。
深海魚グルメや、温泉・足湯などが楽しめる西伊豆唯一の温泉併設道の駅です。
美しい花々に彩られた花時計、地元名産の「桜葉入りそば」やお土産が楽しめるスポット。
三聖人とは、幕末の漢学者である土屋三余、明治期の実業家として名を馳せた依田佐二平、その弟で北海道 十勝平野の開拓者である依田勉三という、幕末から明治期にかけて活躍した松崎出身の3人の偉人たちのこと。

Special Thanks to: プロ✨
サポートカーの内部まで至れり尽くせりの仕様となっています。
こちらのサポートを受けてしまったら、わがままBodyになること間違いなしかも。
「ばさらとうげ(婆沙羅峠)ってこういう漢字をあてるのですね。」と言うメンバーの声を聞いて、あれっ、2日目もアップダウンはあると聞いていましたが峠もあるんでしたっけ?
婆沙羅峠とは👀
静岡県賀茂郡松崎町と下田市の境に位置する峠。標高316m。
静岡県道15号下田松崎線が通っているが実際に峠を上るわけではなく、トンネルで越えている。
自動車時代前の婆娑羅峠を通る道は廃道になっており、原形を留めていない。
婆裟羅峠の名前の由来は、弘法大師がこの地で「婆沙羅三摩耶」を修めたという伝説に由来します。
また、別の説では、この峠を通る道が険しく、通行する人が難儀したことから、その様子を「婆裟羅」という言葉で表現したとも言われています。


2日目のバイクも無事終了ー。
バイクを輪行袋に入れて、さっそく静岡ビールで給水&リカバリーです。

次は富士山を目指して(富士山を眺めながら)海で泳げるかもですね。
次回もお楽しみに🦦🎆
GTC 西伊豆 大人の臨海学校のアルバム↓
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